大きな家具って、買ったら配送してもらいますよね。
3人掛けのソファを買って、すぐ持って帰ります、っていう人、まぁなかにはいるかもしれませんが、ほとんどは配送してもらうと思います。
今回は、大型家具の配送サービスについての裏話です。
宅配便とは違って、お部屋の中まで運んでもらって設置してもらえます
荷物を届けてもらうといえば、まず思い浮かべるのは宅配便だと思います。
クロネコヤマトの宅急便とか、佐川急便の飛脚便とか、日本郵政のゆうパックとかですね。
これらは、比較的小さな荷物で、玄関先で渡されますよね。
大型家具の場合、玄関先で渡されても困っちゃいますよね。
で、ほとんどの家具屋さんでは、お部屋の中まで運んで、組立したり、設置したりするサービスをふつうに行っています。もちろん、梱包材の段ボールは持ち帰りますし、別料金で不要になった家具の引取り処分をしてくれるところもあります。この不要になった家具の引取り処分、家具の買い替えのときとか便利ですよね。
ただ、通販とかだと、宅配便で玄関渡し、なんていうことも多いです。
宅配便と違って、2名体制で運ぶことがほとんどです
家具をお部屋の中まで運んで設置をするということは、ひとりではちょっとたいへん、というより無理ですよね。なので、家具の配送は基本的に2名体制、場合によってはそれ以上で配送ということもあります。
壁や床にキズをつけないように、慎重に運びますので、2名は必須です。もし、玄関から入らないなんてことになれば窓から入れたり、設置場所が2階だけど階段を通すことができないなんてことになれば吊り上げて窓から入れる、なんてこともあるので、その場合は3名とかで配送に行くこともあります。
宅配便と違って、配送時間の指定はむずかしいです
ただ玄関で渡して配送が終わり、ということであれば、宅配便のように2時間枠で配送時間の指定もできるかもしれませんが、お部屋の中に設置ということになると、なかなかそうはいきません。お部屋の状況によって設置に時間がかかったりすることがあるからです。
たとえば、設置する場所に別のものが置いてあって、それを動かさないと入れられない、ですとか、玄関から入るということだったけど実際入れてみようとしたら入らなかったので急きょ窓から入れることになった、ですとか、いろいろなケースがあります。
1つの配送先でどのくらい時間がかかるか、予測がしづらいんですね。
配送は何件か積みあわせて回ります。なので、時間の指定はむずかしいと思っておいたほうがいいです。
配送料金はサービスで、というところも多いですが、実際には配送には料金がけっこうかかっています
「配送料くらいサービスしてよ」
これ、ボクが家具屋の店員だったときよく言われたのですが、実際にはお客さんからもらう何倍も配送料金ってかかっています。
上に書いたことを考えれば、けっこう金額かかるんだなってわかりますよね。
なので、サービスしろってあんまり店員さんをいじめないであげてくださいね。(笑)