無心でカリカリ。豆を挽いてコーヒーを飲む

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コーヒー、よく飲みます。
スターバックスとかコンビニのカップコーヒーとか缶コーヒーとかではなく、自宅で飲むのがほとんどです。以前はよく豆を挽いて、ゆっくりドリップして飲んでいましたが、最近はインスタントコーヒーばかりになってました。
昨日、久しぶりに豆を挽いて、ゆっくりドリップしてコーヒーを飲みました。
いやぁ、なんだかほっとしますね。

特にこだわりがあるわけではないのですが…

別段、特に味にうるさいとか、豆にこだわりがあるとか、全くそういうことはないんですが、なんだか豆を挽く、という行為が優雅だなぁ、なんて感じてたんです、以前から。
で、何年か前に、ミルとか、ホーローのポットとか、安いものですが買ってきまして、豆から挽いてコーヒーを淹れて飲んでたんですね。

毎朝、起きて最初にすることは、ボーッとした状態で豆をミルに入れて、ゆっくりカリカリカリカリ豆を挽く。ちなみにミルは、縦長のふたつきのヤツです。

ミルって、豆を切るように挽くカッタータイプと、すりつぶすように挽くタイプとあるの知ってました?ボクは全然知らなかったのですが、買ったのはすりつぶすタイプでした。

で、豆を挽きながらお湯を沸かして、豆を挽き終わってドリッパーにセットしたころにお湯が沸いて、ホーローのポットの細長い注ぎ口から少しずつお湯を入れていきます。
ポイントは、最初。少しだけお湯を注いで、豆全体を湿らすようにして30秒くらい待ちます。これをするだけで、味に特にこだわりがないボクでもわかるくらい、コーヒーの香りを楽しめるようになります。
あとは少しずつお湯を注いで、朝の一杯のできあがり。

久しぶりに豆を挽きました

以前は毎朝これをやってたんですが、いつのころからか朝も慌しくて、いったんインスタントコーヒーで済ますようになってから、しばらくミルで豆を挽いてコーヒーを淹れる、なんてしなくなってしまいました。インスタントコーヒーでも十分だったんですね。

でも、こないだ豆をもらったので、久しぶりに以前のようにミルで挽いてコーヒーを淹れてみました。

うん、おいしい。
というか、コーヒー自体もおいしいのだけれど、ミルで豆を挽く、という行為が、なんだかとてもよかったです。
ゆっくりハンドルを回して、カリカリカリカリ豆を挽く。なんだか無心になれました。

朝から部屋の中はコーヒーの香りが充満して落ち着くし、なんだかゆとりがある気分になれるし(ほんとはゆとりなんてないのですが)、いい気分になれたのはたしかです。
ペーパーがもうないので、今日は淹れられませんでしたが、ペーパーを買ってきてまた朝のコーヒーを楽しもうかな。

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